静岡市葵区足久保にある「音吉」。
ここは長年日本料理の板前としてホテル等で腕を振るってきたオーナーが、2年程前にオープンした古民家レストランです。
築130年の古民家をリノベーションしたという店舗は、見るからに味のある佇まい。
そこで提供される自然薯料理は満足度が高いと、口コミでは専ら評判のようです。
今回そんな音吉に電話予約を入れてから、平日昼にお邪魔してきました。
以下に料理やお店の様子など、その時のことをまとめてみます。
雰囲気も居心地も最高な音吉の店内
国道1号(静清バイパス)の平和ICから、足久保方面へと車を走らせることおよそ20分。
すぐ隣を足久保川が流れる山間の集落の中にあるのが、古民家レストラン音吉です。
駐車場は店舗の道を挟んだ向かい側にあるので、そこに車を停めます。
予約した11時(開店時間も同じ)よりも10分ほど早く着いてしまったため、まずはお店の外観をじっくりと見学させてもらいます。
お店はとても立派なお屋敷。
これぞ古民家の醍醐味ともいうべきか、至るところに風情を感じさせるポイントが散らばっています。
そして、開店と同時にお店の中へ。
予約した旨を伝えると、4人掛けのテーブル席へと案内していただきました。
隣の席とは衝立で仕切られており、プライベートな空間が確保されています。
席同士の間隔も広いため、ゆったり落ち着いて食事ができます。
テーブル席の反対側には座敷もあり、そちらはさらにリラックスして食事ができるかもしれません。
店内は、洗練された和モダンの雰囲気も漂っています。
こんな山の中にといったら失礼ですが、音吉の店内は想像以上に素敵な空間。
今回は他のお客さんがいて見れませんでしたが、座敷の中の様子も気になるところです。
ランチの量にも質にも大満足!
音吉を訪れる際は席数に限りがあるため、事前予約が必須です。
ランチメニューのセットは2,860円と1,760円の2種類があり、前者は前日12時までの予約が必須、後者は当日の予約も可能となっています。
今回予約したのは1,760円のセットで、内容は以下の通り。
- ご飯
- とろろ
- 桜海老ととろろの磯辺揚げ
- 小鉢3種
- お吸い物
- 自家製漬物
まずは大量のご飯にビックリ!
確実に1合以上はあります。
しかも、ご飯はおかわり自由とのこと(笑)
そのご飯にかけるとろろは風味豊かで、粘り気がすごい。
こちらもご飯の量に負けないくらいのボリュームがあります。
なので、分量はあまり気にせず大量にかけて、最初から最後までズルズルと勢いよくかき込めます。
しっかりと出汁の効いたお吸い物の味も最高。
季節の野菜を使用した3種類の小鉢は、どれも味付けは濃いめ。
当然ながらとろろとの相性は抜群で、シャキシャキとした歯応えも新鮮です。
桜海老ととろろの磯辺揚げは、お好みで抹茶塩を付けていただきます。
こちらは、桜海老の香ばしさが口いっぱいに広がる一品。
とろろのフワフワした食感も心地いいです。
見た瞬間に「全部食べれるか?」と思ったご飯も、結局はすべてぺろりと完食。
ただ、流石にもうお腹パンパンで、当初考えていたデザートセット(880円)の注文は止めておきました(笑)
ちなみに、デザートセットは「飲み物(コーヒー or 紅茶)+お好きなデザート1品」という内容。
飲み物は、これまたおかわり自由というお得なサービスとなっています。
他にもメニューはアルコール類や各種ソフトドリンク、以下の単品料理も用意されています。
- 鮪のお造り(売り切り御免)
- 鮪の山かけ(売り切り御免)
- 自然薯の刺身
- とろろ屋の出汁巻
- 桜海老のかき揚げ
- はんぺんフライ(2枚)
- とろろ掛け茶蕎麦
- お子様とろろ御膳
ただ一番気になるのは、やはり前日予約必須の2,860円のセットですね。
次回大人数でお邪魔する機会があれば、ぜひそちらを座敷でゆっくりと味わいたいものです。
音吉の店舗情報
店名 | 古民家レストラン 音吉 |
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所在地 | 静岡市葵区足久保奥組883 |
営業時間 | 11:00~15:00(2部制 11:00~/13:00~) |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | あり |
アクセス | ■新東名「新静岡IC」から車で約13分 ■国道1号(静清バイパス)「平和IC」から車で約20分 |