元寿司屋！一幸珈琲（静岡市丸子）のカレーとコーヒー、クリームあんみつに舌鼓

静岡市駿河区丸子に2023年4月にオープンした「一幸珈琲」。

一幸珈琲はカフェですが、その店構えにはやや違和感を覚えるのが正直なところです。

それもそのはずで、ここは元々「一幸鮨」という寿司屋だったところ。

しかも、その寿司屋の店主がひとりで始めたカフェというから、どんなお店なのかは俄然気になるところです。

というわけで、興味津々のまま一幸珈琲にランチタイムにお邪魔してきました。

以下にその時にいただいたカレーとコーヒー、クリームあんみつについて。

あと、店内の様子についても詳しくレビューしてみます。

寿司屋の風情がそのままに！一幸珈琲の店内

「COFFEE」と書かれた暖簾をくぐりお店の中に入っていくと、右前方に寿司屋の頃とほぼ変わらないであろうカウンター席が広がっています。

カウンター奥の食器棚に目を向けると、ティーカップやコーヒーカップの他に湯呑が置かれているのも一幸珈琲ならでは。

ケースの中には寿司ネタではなく、洋楽のCDが！

聞けば店主は80年代の音楽が好みとのことで、店内には聞き覚えのある懐かしいBGMが流れています。

カウンター席は広々していて、ゆったり落ち着いて食事をするのにはピッタリ。

座敷にはテーブル席が設けられており、靴を脱いでよりリラックスして楽しむこともできます。

さらに、店の奥には多目的に利用できる和室もあり！

その和室は時にシアター、オーディオルームとして。

また、アロマサロンや講座など、イベントスペースとして利用されることもあるそうです。

一幸珈琲のカレーとコーヒー、クリームあんみつに舌鼓

一幸珈琲のメニューは上記の通り。

その中から今回は欧風カレー、クリームあんみつ、ホットコーヒーの3品をオーダーしてみました。

欧風カレーはサラダ、味噌汁、らっきょう付き。

欧風カレーのルーは独特の手法で調理したタマネギの他に、野菜や数種類のフルーツ、たっぷりのバターを使っているのが特徴だそう。

あと、小麦粉は不使用というのも見逃せないポイントです。

甘さの後に、ジワっとくる辛さが癖になる美味しさ。

具はパプリカ、ブロッコリー、カボチャ、インゲンなどの野菜に加え、大きな豚肉の塊も入っています。

この内容で1,050円は、コスパ的にも魅力的です。

クリームあんみつは、フルーツがたっぷり。

餡子はほんのり温かく、やさしい甘さと滑らかな食感が印象的です。

白玉のもちっとした食感も心地良く、甘い物好きにはたまらない一品です。

オーダー後に豆を挽き、ハンドドリップで丁寧に入れられたコーヒー。

苦みと酸味のバランスは半々を意識しているというその味は、驚くほど飲みやすく後味もスッキリ。

香りも存分に楽しみながら、じっくりと時間をかけて味わいたい一杯です。

締めて会計は1,950円。

食後も気さくな店主との会話が弾んで、ついつい長居してしまいました。

もちろん、静かにゆっくりしたい時でも、一幸珈琲はピッタリの場所。

きっと、心安らぐ素敵な時間を過ごせるのではないでしょうか。

一幸珈琲の店舗情報

駐車場は、お店の前に車約3台を停められるスペースがあります。