大人のデートといえば、ドライブやカフェ、レストランでの食事が定番。
そんな定番デートももちろんいいけど、たまには心安らぐ庭園に出かけてみるのもいいかもしれません。
庭園なら静岡の街の中心部「駿府城公園」内にある「紅葉山庭園」は意外に穴場といえそうです。
それこそ駿府城公園もデートスポットの定番なのかもしれませんが、紅葉山庭園には行ったことがないという人はかなり多いのではないでしょうか?
今回はそんな意外に知られていない紅葉山庭園について、その魅力をチェックしたいと思います。
意外に知られていない紅葉山庭園の魅力
駿府城公園内には東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園の3つの有料施設があり、共通券(大人360円)を購入することでそれらすべてを見学できます。
紅葉山庭園のみ見学する場合、入園料は大人150円です。
あと、プラス600円を支払うことで、紅葉山庭園内にある立礼席(りゅうれいせき)で喫茶を楽しむこともできます。
城郭の大名庭園に見られるような、遊びと楽しさを基調として創られたという紅葉山庭園。
駿河の国の名勝を織り込んだ「里の庭」「海の庭」「山里の庭」「山の庭」の4つの庭を中心に構成されています。
散策コースには三保の松原を再現した州浜や、左右二本・二段落ちの滝が存在するなど見所は盛り沢山。
春から夏にかけてはまぶしいほどの新緑を眺められ、秋から冬にかけては色付いた紅葉のトンネルの中を散歩できます。
庭園内は、どこを見ても感心するほど手入れがよく行き届いています。
さらにデザインも素晴らしい上に、これだけの規模の庭園をわずか150円の入園料で心行くまで眺められるのは、とても安くて贅沢な体験であると言っていいでしょう。
立礼席の喫茶メニューは、以下の3種類から好きなものを選ぶことができます。
※全て和菓子付きで価格は600円
- 奥藁科煎茶
- 日本平煎茶
- 本山抹茶
どのお茶も静岡産なのは、静岡県民でもやはり嬉しいものです。
立礼席では、これらお茶の葉の販売もしています。
立礼席は靴を履いたまま入席でき、気軽にお茶を楽しめる場所。
窓の外の庭園を眺め静かにお茶をいただく時間は、とてもゆったり流れているように感じられます。
お茶を楽しんだ後は、ほうじ茶も出していただけます。
紅葉山庭園の施設情報
所在地 | 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1 |
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開園時間 | 9:00~16:30(入場は16:00まで) |
休園日 | 月曜(祝日の場合は営業)・12月29日~1月3日 |
駐車場 | なし ※市民文化会館前駐車場など、近隣に有料駐車場あり |
アクセス | ■JR「静岡駅」から徒歩約15分 ■静鉄「新静岡駅」から徒歩約12分 ■東名「静岡IC」から車で約17分 ■新東名「新静岡IC」から車で約18分 |
駿府城公園内にあるおでん屋もチェック!
紅葉山庭園の後に小腹が空いたら、その足で駿府城公園内にある「おでんや おばちゃん 駿府城公園店」を覗いてみるのも良いかもしれません。
ここは静岡おでんを1本から注文できるので、ファーストフード感覚で食べるのもあり。
お店の外には椅子とテーブル、公園内にはベンチが沢山あるので、食べる場所にも困りません。
画像は左からふわ(肺)、しろ(大腸)、大根、糸こんの4品。
静岡おでんは、やっぱりだし粉をたっぷりとかけていただきます。
ふわとは牛肺のことで、弾力のある食感が特徴的。
レバーに近いちょっと癖のある味なので、人によって好みがハッキリと別れるかもしれません。
それに比べてシロは癖のない、万人受けしそうな味。
噛めば噛むほど旨味が出てきて、ビールが欲しくなるような1本です。
大根と糸こんは、見た目通りの期待を裏切らない美味しさ。
特に大根は味がよく染みていて、迷ったらこれを頼んでおけば間違いなしといったところです。
おでんや おばちゃん 駿府城公園店の店舗情報
所在地 | 静岡市葵区駿府城公園1-1 |
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営業時間 | 10:00~17:00(季節により変更あり) |
定休日 | 年中無休 |